米ホワイトハウスがAnthropicのAIモデル「Mythos」の輸出を制限した背景として、中国と関係するグループによるアクセスへの懸念があった可能性が浮上した。Semaforの報道を引用しつつ、The Vergeが6月14日(現地時間)に伝えた。
報道によると、中国政府が実際に「Mythos 5」や「Fable 5」にアクセスしていた場合、深刻な国家安全保障上のリスクになり得るという。
問題視されているのは、アクセスの有無そのものよりも、その後の利用方法だ。中国政府がモデルにアクセスしていた場合、より高度なモデルの挙動を模倣する「生徒」モデルを学習させる蒸留を通じて、リバースエンジニアリングを試みる可能性があるとされる。
もっとも、ホワイトハウスはこうした内容を公式には確認していない。ドナルド・トランプ陣営の顧問、デイビッド・サックス氏も、ソーシャルメディアX(旧Twitter)への投稿で中国には言及しなかった。
一方、同氏は「Fable」と「Mythos」が脱獄(ジェイルブレーク)され得るとする報道上の指摘には触れたが、Anthropicはこれを否定した。
Anthropicの広報担当者は、輸出規制を巡る協議の中で、米政府から中国に関する言及はなかったと説明した。
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