Hyperliquid(HYPE、写真=Shutterstock)

分散型デリバティブ取引所Hyperliquidは5月、無期限先物の月間取引量シェアが中央集権型取引所(CEX)全体の6.63%となり、過去最高を更新した。The Blockが報じた。Binance対比でも14.4%に達し、こちらも過去最高水準となった。

The Blockは、Hyperliquid独自の無期限先物フレームワーク「HIP-3」が成長を後押ししたと分析している。

HIP-3の5月の取引量は620億ドル(約9兆600億円)超、未決済建玉は30億ドル(約4390億円)だった。

一方、Binanceも同じ期間に、株式およびプレIPO関連の無期限先物を自社プラットフォームに導入した。プレIPO無期限先物の取引量は、開始から5日間の累計で2億8000万ドル(約409億円)に達した。ただ、HIP-3の5月取引量620億ドルと比べると、Binanceの参入がHyperliquidに与えた影響は現時点で限定的だとThe Blockは伝えている。

その一方で、Hyperliquidの暗号資産そのものの取引量は前年同期比で大きく減少した。暗号資産市場全体の低迷が背景にあり、他の取引所でも同様の傾向がみられるという。

The Blockは、HIP-3の手数料がプロトコルに流入する仕組みであることから、HYPEへの強気見通しが崩れたわけではないと指摘した。ただ、足元の成長ドライバーは暗号資産市場よりも、トークン化株式に関連する取引需要に移っていると報じている。

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