DeFiプロトコルのCurve Financeは、レンディングプロトコルの新バージョン「Llamalend v2」をOptimismで先行公開した。Ethereumメインネットへの展開に先立つ措置で、担保設計の見直しやLPトークン対応を通じて、資本効率の改善を図る。
The Blockによると、Llamalend v2はEthereumメインネットに先立ってOptimismで提供を始めた。
今回のv2では、従来はcrvUSDペアに限定されていた担保の組み合わせ制約を撤廃した。これにより、幅広い資産を担保資産や借入資産として組み合わせられるようになった。Curveの流動性供給者(LP)トークンも担保として利用できるようになり、ユーザーは取引ポジションを維持したまま、そのポジションを活用して借り入れが可能になる。Curveは、これによって資本効率が高まるとしている。
創業者のマイケル・エゴロフ氏は、「より使いやすくなるよう設計した」と説明し、「Llamalendを使うのに博士号が必要であってはならない」と述べた。
Llamalend v2では、LlamaRiskがマーケットキュレーターを担う。PendleのPTトークンのような新たな担保タイプについて定性的な評価を行うほか、市場のライフサイクル管理も手掛ける。
Curve Financeは今回の展開に合わせて、Optimism Foundationから25万OPトークンの助成を受けた。約5万ドル相当に当たり、このトークンは約2カ月にわたり、初期流動性の確保や利用促進に向けたインセンティブとして配布する。
Curve Financeは、Optimismでの先行公開についてセキュリティ戦略の一環だとしている。エゴロフ氏は、リスクの大きいEthereumメインネット展開に先立ち、限定的な環境でコントラクトやユーザーフローを検証する狙いがあると説明した。Ethereumメインネットへの展開は、今年下半期を予定している。