複数の暗号資産取引所が、SpaceXのトークン化株式の販売を中止し、返金対応に入った。申込需要に見合う裏付け株式を確保できなかったためだ。米メディアThe Blockが12日(現地時間)に報じた。
報道によると、各取引所は顧客の申込を賄うだけの基礎資産となる株式を確保できなかった。Bybitは12日、Kraken傘下のトークン化株式プラットフォーム「xStocks」が基礎資産を引き渡せず、必要な割当株を受け取れなかったと発表した。
Bybitは、申込資金を全額自動で返金すると説明。あわせて、参加者に対し申込額の10%相当を追加補償するとしている。
Bitget Walletも、SpaceXのトークン化株式を確保できなかったとして、手数料を含む全額返金を案内した。Binanceは、自社では制御できない事情を理由にキャンペーンを中止し、預かっていたUSDCを返還したうえで、参加者向けに100万ドル規模のエアドロップを実施すると公表した。
Krakenは、需要が想定を大きく上回り、SpaceXのトークン化株式へのアクセス需要すべてには対応できなかったと説明。未約定分の資金を返金したことを明らかにした。想定を下回る事前割当しか受けられず、「SPCX」の注文は一部のみ約定したという。
xStocksは、米国外のユーザー向けに、実株1株を裏付けに1トークンを発行するトークン化株式商品を提供している。
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