Citiグループ(写真=Shutterstock)

Citiグループは、未上場企業の株式取引に対応するブロックチェーン基盤のマーケットプレイスを立ち上げる。トークン化預託証書を通じて未上場株の持分を表し、まずは海外投資家向けに提供する。

Cointelegraphが11日(現地時間)に報じた。主な対象は、上場前の企業への投資を希望する機関投資家や富裕層としている。

Citiが発行するトークン化預託証書は、未上場企業の持分を表す仕組みだ。サービスは海外投資家向けに先行提供し、米国の投資家は後日利用可能にする。

同社はこのプラットフォームを通じ、投資家が未上場株の持分を既存の資産管理の枠組みの中で、他の株式などとあわせて管理できるようにする方針だ。Citiのデジタル資産を担当するアルテム・コレニュク氏は、未上場株投資をApple株などと並べて管理できると説明した。

Citiは、この仕組みが特別目的会社(SPV)に代わる、より透明性の高い手段になり得るとみている。SPVは未上場株投資で広く活用されてきた一方、構造の不透明さが課題として指摘されてきた。

ブロックチェーンのインフラは、スイス証券取引所の運営会社SIX Group傘下のSIX Digital Exchangeが担う。Citiは複数の大手未上場企業と、同プラットフォーム上で自社株を扱う案を協議している。

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