29日のXRP関連ETFが、暗号資産ETF市場で資金流入額の首位となった。ブロックチェーンメディア「The Crypto Basic」が5月30日に報じたところによると、29日のXRP関連ETFは1188万ドルの純流入を記録した。一方、ビットコインETFは1億2531万ドル、イーサリアムETFは1791万ドルの純流出となった。
SoSoValue集計によると、XRP関連ETFの累計純流入額は14億2000万ドルに達した。4月30日以降、16営業日連続で純流入が続いている。銘柄別ではBitwiseが736万ドルで最多となり、Canary Capitalが238万ドル、Franklin Templetonが214万ドルで続いた。21SharesとGrayscaleの銘柄には新たな資金流入はなかった。
これに対し、ビットコインETFは10営業日連続の純流出となった。この間の流出額は約30億ドルに上り、直近ではBlackRock銘柄の流出が中心だった。イーサリアムETFも14営業日連続で純流出が続き、同期間の流出額は約7億2000万ドル。こちらも足元ではBlackRock銘柄の流出が目立った。
他のアルトコイン関連ETFにも資金流入がみられた。Hyperliquid(HYPE)ETFには950万ドル、ソラナETFには132万ドルが流入。Chainlink関連商品には104万ドル、Hedera(HBAR)ETFには24万9730ドルが流入した。一方、BNB、ドージコイン、ライトコイン、アバランチ関連のETFには新規流入がなかった。
Messariがまとめた2026年1〜3月期の「State of XRP」レポートによると、米国の現物XRP ETFは1〜3月期末時点で7億7540万XRPを保有していた。これはXRP流通量の約1.26%に相当する。保有量は前四半期比1.9%増で、3月3日には8億1020万XRPまで増加した。
米国の現物XRP ETFは、SECの承認を経て2025年10〜12月期に上場した。上場後4週間足らずで運用資産は10億ドルを突破した。保有量ではCanary CapitalのXRPCが1億9710万XRPで最大となり、Bitwiseは1億9490万XRPだった。
Franklin TempletonのXRPZは1億5970万XRP、21SharesのTOXRは1億580万XRPを保有した。Messariは、ビットコインETFやイーサリアムETFに比べ、XRP ETF市場は特定銘柄への集中度が相対的に低いと分析している。米国の現物XRP ETFでは、上位4銘柄のシェアがそれぞれ13〜26%に分散している。