MUSINSA Beautyのオフライン店舗が、入店ブランドのEC販売を押し上げている。MUSINSA Beautyは5月29日、MUSINSAメガストア聖水の常設ビューティー店舗に入店した約500ブランドのオンライン日次平均取引額が、入店前に比べ約35%増加したと発表した。
比較対象となる入店前の期間は2026年1月23日から4月21日。MUSINSA Beautyは、ファッション分野で培ってきたO4O戦略が、ビューティー分野でも効果を上げ始めているとみている。
ブランド別でも伸びが目立った。ヴィーガンビューティーブランドのOphra Cosmeticは、メガストア聖水への入店後、オンライン日次平均取引額が約250%増加。メイクアップブランドのHeart Percentも入店前に比べ213%増えた。
このほか、Mujigae Mansionは165%、Tone28は158%、Village11 Factoryは151%、Kissは124%、Dear Dahliaは107%と、いずれも3桁の伸びを記録した。
ポップアップ施策も販売拡大に寄与した。今月実施したプライベートブランド(PB)「WITCHY」と、TOMORROW X TOGETHERの公式キャラクター「PPULBATU」によるコラボポップアップでは、体験型企画を打ち出し、一部商品が入荷から半日で完売した。
聖水エリアにある別のビューティー拠点「MUSINSA Beauty Space 1」は、ブランドごとのポップアップストア形式で運営している。ブランド体験の訴求に重点を置いた運営が特徴だという。
MUSINSA Beautyは今年9月と11月、聖水と弘大にそれぞれ新たなビューティーのオフライン店舗を出店する計画だ。オフライン空間をブランド認知の拡大とシェア獲得の中核チャネルと位置付け、新進ブランドやインディーブランドの発掘、オンラインとオフラインの成長支援を軸とする「ネクストビューティ」戦略を加速する。
MUSINSA Beautyの関係者は「今後も新進ブランドやインディーブランドが顧客と直接出会える接点を広げ、オンラインとオフラインの相乗効果を高めていく」とコメントした。