Asanaは、ワークフロー自動化企業のStack AIを7500万ドル(約113億円)で買収した。AIネイティブな業務プラットフォームへの転換を加速する狙いがある。米TechCrunchが28日(現地時間)に報じた。
今回の買収に伴い、Stack AIの共同創業者であるトニー・ロシニョル氏とバーナード・アセイトゥノ氏もAsanaに加わる。
Asanaはこれまで、自社プラットフォームを人とAIエージェントが協働するチーム向けの業務基盤として再定義する、AIシフトを進めてきた。
Stack AIは、企業の既存システム上で稼働するAIワークフロー自動化基盤を開発してきた。SalesforceやSlackなどのデータを取り込み、ノーコードでAIエージェントを構築できるようにする。
Asanaはここ数年、AI関連製品の拡充を進めており、「AI Studio」のAgent Builderや、事前構築型の自動化製品群「AI Teammates」を展開してきた。
ダン・ロジャースCEOは今回の買収について、製品ロードマップを前倒しし、人とAIエージェントの協働を次の段階に引き上げるものだとの考えを示した。Stack AIの技術により、複雑な業務プロセスをエンドツーエンドでAIエージェントベースに自動化できるとしている。
TechCrunchによると、AsanaはChatGPTの登場以降、時価総額が半分超減少し、2025年3月には創業者のダスティン・モスコビッツ氏がCEOを退任した。一方で、売上高は着実に拡大しているという。
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