画像生成AIモデル群の拡充を進めるMicrosoft。画像=Microsoft

Microsoftは、画像生成AIモデル「MAI-Image-2.5」を公開した。外部評価サービス「Arena」のテキスト画像生成分野で3位に入ったとしており、2週間以内に自社の生成AIサービス「MAI Playground」で提供を始める予定だ。

27日付のGigazineによると、「MAI-Image-2.5」はMicrosoftが独自開発を進めるAIシリーズ「MAI」の最新版に当たる。Microsoftは2025年10月に初の自社製画像生成AI「MAI-Image-1」を投入し、2026年4月には改良版の「MAI-Image-2」と、速度を重視した「MAI-Image-2-Efficient」を公開していた。

今回の「MAI-Image-2.5」についてMicrosoftは、直前モデルの「MAI-Image-2」と比べ、画質と画像内テキストの描画精度を大幅に高めた点を主な特徴として挙げた。外部評価として「Arena」で3位に入ったことも前面に打ち出している。

Arenaは、AIモデル名を伏せたブラインド形式で、人が生成結果の品質を評価するサービスとされる。そのテキスト画像生成分野で、「MAI-Image-2.5」は3位に入った。

性能改善の中心は、画像の完成度と指示への追従性にある。Microsoftは、新モデルについて、被写体やシーン構成、照明、サイズ感、空間的な関係性をより適切に捉えられると説明している。

ユーザーが指定した文言を画像内に正確に反映する性能も強化したという。単に画質を高めるだけでなく、テキスト指示に沿って構図をより精緻に合わせられる点を重視したとしている。

競合モデルとの比較も示した。Microsoftによると、「MAI-Image-2.5」はArenaの評価でGoogleの「Nano Banana Pro」を上回った。

提供時期も明らかにした。Microsoftは「MAI-Image-2.5」を2週間以内に「MAI Playground」で利用可能にする予定だ。研究用途にとどまらず、実サービスへの展開を急ぐ姿勢がうかがえる。

今回の公開は、Microsoftが自社の画像生成AIモデル群を継続的に拡充していることを示すものだ。「MAI-Image-2」で基本性能を高め、「MAI-Image-2-Efficient」で処理速度を補完したのに続き、「MAI-Image-2.5」では画質と文字表現を強化した。

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