クラウドベースのコラボレーションプラットフォームを手掛けるBoxは第1四半期決算で市場予想を上回り、通期売上高見通しも引き上げた。ただ、第2四半期の利益見通しが市場予想に届かず、株価は決算発表後の時間外取引で約2%下落した。SiliconANGLEが26日(現地時間)に報じた。
第1四半期の調整後1株当たり利益(EPS)は37セント、売上高は3億590万ドルだった。市場予想はEPSが36セント、売上高が3億400万ドルで、いずれもこれを上回った。純利益は1770万ドルと、前年同期の810万ドルから増加した。
同社は2027年度通期の売上高見通しについて、従来の12億7500万ドルから12億8000万ドルへ引き上げた。
一方、第2四半期の調整後EPS見通しは39セントとし、市場予想の40セントを下回った。
BoxはAIを成長の柱に位置付けている。アーロン・レヴィCEOは、企業が非構造化データをAIワークロードで活用するため、同社のインテリジェントなコンテンツ管理基盤を導入していると説明した。さらに、企業顧客はEnterprise Advancedを通じて社内コンテンツをAIエージェントに連携させ、ワークフローの自動化や意思決定の迅速化を進めていると述べた。
もっとも、大規模言語モデル(LLM)や自律型AIエージェントの普及が、既存の企業向けソフトウェア需要を圧迫するとの見方は根強い。Boxも例外ではなく、同社株は年初来で14%下落している。同期間のS&P 500指数は9%超上昇した。
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