韓国インターネット振興院(KISA)は、同院インターネットアドレス政策チームのチェ・ヒョナ主任研究員が、国連インターネットガバナンスフォーラム(IGF)の多者間諮問委員会(MAG)委員に選出されたと発表した。チェ氏は、12月にケニアで開催される第21回会合で、議題設定やプログラム編成に関わる予定だ。
IGFは、2006年以降毎年開かれている国連の国際会議だ。政府、民間企業、市民社会、国際機関など幅広いステークホルダーが参加し、インターネットの発展や公共政策上の課題について議論する場となっている。
チェ氏はKISAで、インターネットアドレス政策やインターネットガバナンス分野の国際協力を担当してきた。KISAによると、アジア太平洋インターネットガバナンスアカデミー(APIGA)など次世代人材育成プログラムの運営に携わってきたほか、Internet Corporation for Assigned Names and Numbers(ICANN)の政府諮問委員会(GAC)メンバーとしても活動しており、国際的なインターネット政策分野で知見を深めてきたという。
今回の選出により、チェ氏はIGFの主要な議論形成プロセスに直接関与することになる。第21回会合では、議題の選定やプログラム編成などを担う。
KISAのパク・ジョンソプ韓国インターネット情報センター長は、「今回の選出は、韓国の専門家が国際インターネット政策の議題形成プロセスに直接参加するという点で意義は大きい」とコメントした。そのうえで、「今後もKISAは国際社会との連携を通じて議論に貢献し、韓国の国際的な地位向上につなげていく」と述べた。