DeepSeek(写真=Shutterstock)

中国のAI開発企業DeepSeekが、Anthropicの「Claude Code」やOpenAIの「Codex」と競合するエージェント型コーディング支援ツール「Code Harness」の開発に乗り出すもようだ。関連する求人が公開され、北京勤務のプロダクトマネジャー(PM)とR&Dエンジニアの募集を始めた。

Decryptによると、DeepSeekのエンジニア、デリー・チェン氏が、X(旧Twitter)に採用告知を投稿した。募集職種はPMとR&Dエンジニアの2職種で、勤務地はいずれも北京としている。

このうちPMの応募要件には、Claude Code、Codex、Cursor、GitHub Copilot、Manus、OpenClawの実務経験が含まれているという。

Code Harnessのリリース時期は現時点で公表されていない。

DeepSeekの競争力として注目されるのは価格の低さだ。同社の最新モデル「DeepSeek V4」はすでにClaude Code上で利用可能で、利用料金はAnthropicの最上位モデルと比べて約100分の1の水準とされる。

AIエージェントを継続的に稼働させる必要がある開発チームにとっては、こうしたコスト構造が導入を後押しする可能性がある。

今回の動きは、AIモデルの提供にとどまらず、開発者が日常的に使うツール領域にも踏み込む戦略の一環とみられる。Code Harnessを自社で展開できれば、開発者が実際に利用するインタフェースやチェックポイント、ターミナル操作、ロールバック機能、各種連携を一元的に設計・管理しやすくなる。

その結果、利用者の囲い込みや収益拡大につながる可能性もある。

キーワード

#DeepSeek #Code Harness #Claude Code #Codex #エージェント型コーディングツール #AI開発支援
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.