ビットコイン(写真=Shutterstock)

ビットコインが7万5000〜7万6000ドルの主要サポート帯を下回り、市場では6万ドルまでの下落余地を指摘する声が出ている。予測市場でも弱気シナリオを織り込む動きが広がっている。

Cointelegraphが23日(現地時間)に報じたところによると、ビットコインは記事執筆時点で7万5800ドル前後で推移した。2025年10月に付けた過去最高値12万6000ドルからは約40%安い水準となる。

暗号資産市場アナリストのミハエル・ファン・デ・ポッペ氏は、ビットコインが金曜日に主要サポート帯を割り込んだと分析した。一方で、その調整局面の後に上昇トレンドへ回帰するケースは少なくないとして、短期的な反発の可能性も示した。

同氏はまた、現物価格の上方にはCMEのビットコイン先物で複数のギャップが残っていると指摘した。最も高い水準は7万9000ドルを上回るという。

こうした見方の背景には、ケビン・ウォッシュ氏を新FRB議長とする見方や金利政策を含むマクロ環境の不透明感がある。ビットコインは7カ月にわたり弱気相場が続いている。

予測市場のPolymarketでは、ビットコインが2026年に5万5000ドルまで下落する確率を51%と織り込んでいる。4万5000ドルまで下げる確率は31%だった。

一方で、オンチェーンデータを基に下値余地は限られるとの見方もある。流通量の71%を長期保有者が保有しており、6万ドル割れの可能性は低いとする分析も出ている。

トレーダーで暗号資産市場アナリストのマシュー・ハイランド氏は、ビットコインが2月に付けた6万ドルの安値以降、約90日間にわたって反発基調を維持していると分析した。過去の弱気相場では89日間にわたり上昇トレンドが続いた例はなく、長期足ベースの上値抵抗線を突破した局面は、これまで3回とも強気相場のラリー入りにつながったと説明した。

もっとも、直近数カ月の反発局面でも主要サポートを維持できなければ、その後数カ月はもみ合いが続く可能性があるとの見方もある。TradingViewのデータでは、ビットコインは365日および200日の指数移動平均線を下回る水準で推移している。

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