写真=国民連合Webサイト

国民連合(正しい科学技術社会実現のための国民連合)は4月20日、声明を発表し、韓国の科学技術の未来には冷静な現状認識と具体的な実行が欠かせないと訴えた。科学の日を前に、政府と政界に対し、人事の正常化や規制改革など実効性ある対応を求めた。

同団体は、第59回「科学の日」を翌21日に控えて出した声明で、科学の日が形式的な記念行事に終わってはならないと指摘した。科学技術の発展に向け、政府と政界が具体策の実行に踏み出すべきだとの立場を示した。

声明では、まず主要な科学技術機関のトップ人事を早期に終えるよう求めた。空席や職務代行体制が続く状況を速やかに解消し、専門性を欠く天下りや論功行賞的人事は避けるべきだと主張した。

あわせて、今後の地方選挙の公約には、各政党と候補者が科学技術革新戦略を明確に盛り込む必要があると強調した。

「K-ムーンショットプロジェクト」の着実な推進も要求した。評価制度、失敗を許容する研究文化、研究者の自律性、長期課題を支える支援体制について、抜本的かつ体系的な見直しが必要だとしたうえで、政府に対し、宣言にとどまらず同プロジェクトを実行に移すよう求めた。

また、国内の革新技術が海外で先に商用化され、国内企業が不利な立場に置かれている現状にも言及した。これに対し、科学的根拠に基づく規制体系の整備と、専門家や産業現場の意見聴取の義務化が必要だと訴えた。

このほか、研究者が誇りを持って研究に専念できるよう、社会的・経済的な環境を整備すべきだと主張した。

国民連合は声明で、「科学の日の1日だけ科学を語る国に未来はない」としたうえで、「大韓民国が真の科学技術強国へ進むその日まで、正しい道を示す役割をやめない」と表明した。

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