イーサリアム(ETH) 写真=Shutterstock

イーサリアム(ETH)で長期保有ウォレットの保有残高が2026年に入って33%増加した。価格の持ち直しに加え、アクティブアドレス数、蓄積ウォレットへの資金流入、ステーキング残高がそろって拡大しており、中長期での上昇余地に注目が集まっている。Cointelegraphが17日、報じた。

ETHは1750ドルの安値から約38%上昇し、足元では2400ドル近辺まで回復した。1日当たりのアクティブアドレス数も、4月5日の38万4763から73万278へと89%増えた。価格が2300ドル近辺まで戻す過程でも、ネットワーク利用の拡大が確認された格好だ。こうした動きは2022年以降、主要な底値圏で繰り返し観測され、その後のETH上昇局面につながってきたという。

売却履歴のない蓄積ウォレットの保有量も大きく増えている。これらのウォレットが保有するETHは、1月1日時点の1964万ETHから足元では2616万ETHへ拡大し、増加幅は約650万ETHとなった。増加率は33%に達する。

蓄積ウォレットへの1日当たり流入量は、2025年半ば以降増加基調を維持している。2025年11月には114万ETHと過去最高を記録し、2026年に入ってからも日次平均で20万ETH前後を保つ。木曜日には35万8000ETHを上回った。

ステーキングされたETHの総量は3920万ETHに達した。一方、取引所が保有するETH残高は数年ぶりの低水準まで減少しており、市場流動性は一段と引き締まっている。

テクニカル面でも、追加上昇の余地を示すシグナルが出ている。ETH/USDチャートではカップ・アンド・ハンドルのブレイクアウトが確認されており、12時間足で2400ドルのネックラインを終値で上回れば、より強い上昇トレンドに移行する可能性があるとの見方が出ている。この場合の上値目標は約2960ドルで、足元の価格を約22%上回る水準だ。相対力指数(RSI)も68まで上昇し、買い優勢を示した。

トレーダーのTheSkyによると、直近2カ月の日足チャートでも、より大きなカップ・アンド・ハンドルが形成されつつある。このパターンの目標値は3150ドル。一方、上昇基調を維持するには2350〜2400ドルのレンジを守る必要がある。終値ベースで2400ドルを明確に上抜ければ、ETH/USDTは2800ドル、その後3050ドルまで上昇する可能性が高まるとCointelegraphは伝えている。

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