データ保護・復旧ソフトを手掛けるCommvaultが、複数の買収提案を受けて売却を検討していることが分かった。ロイター通信が14日、関係者の話として報じた。
報道によると、Commvaultは助言役にGoldman Sachsを起用し、今後の選択肢を検討している。プライベートエクイティ(PE)ファンドと戦略投資家の双方が関心を示しており、PEファンドのThoma Bravoはすでに買収提案を行ったとされる。Thoma BravoはProofpoint、Sophos、Qlikなど複数のIT企業を傘下に持つ。
提案の時期や規模など詳細は明らかになっていない。Commvaultの時価総額は約35億ドル。
Commvault株は昨年9月18日に過去最高値を付けた後、約60%下落した。AIがソフトウエア企業の事業モデルに与える影響への警戒感も重荷になったとみられる。一方で業績は堅調で、直近四半期の売上高は前年同期比19%増の3億1400万ドルとなり、過去最高を更新した。
Commvaultは、サイバー攻撃やランサムウェア被害、システム障害に備え、企業システムやクラウド環境向けにデータ保護・復旧ソリューションを提供している。顧客には3M、Sony、Hiltonなどが含まれる。
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