XRPに先高観が強まっている。13日の価格は1.40ドルまで上昇し、テクニカル指標やオンチェーンデータからは、相場の変動幅拡大と上放れを示唆するシグナルが出ている。市場では2.55ドルが次の上値目標として意識されている。
Cointelegraphによると、13日(現地時間)のXRPは3%上昇した。The Crypto Basicは、主要テクニカル指標であるボリンジャーバンドが8カ月ぶりの狭い水準まで収縮しており、近くボラティリティが拡大する可能性があると伝えた。ボリンジャーバンドは、価格モメンタムと変動性を測る代表的な指標で、バンドの収縮は大きな値動きの前兆と受け止められることが多い。
同メディアは、XRPの日足ボリンジャーバンドが2025年7月の3.6ドル台への急騰前以来の低水準まで縮小したと指摘した。2025年7月には、日足ベースでバンド上限を上抜けた後、XRP/USDは3.66ドルまで上昇した経緯がある。こうした過去の値動きからも、現在の収縮局面はブレイクアウトの可能性を示す材料とみられている。
チャート上では下降ウェッジも形成している。週足では2025年7月以降、下向きの2本のトレンドラインの間でレンジが収れんしており、足元では1.30ドル近辺が主要なサポートとして機能している。下降ウェッジを上抜ければ、2.55ドルが上値目標として意識される。相対力指数(RSI)も売られ過ぎ圏から持ち直しており、売りモメンタムの鈍化を示唆している。
需給面でも支援材料がある。取引所にあるXRP残高の評価額は12.8億ドルと、2021年5月以来の水準まで低下した。これはXRPが長期保有に回っている可能性を示すものだという。取引所残高の減少は売り圧力の後退につながる一方、ETFでは売り越しが続いており、5日連続で計5080万ドルの純流出が発生している。
もっとも、強気シナリオが定着するには条件もある。専門家は、XRPが1.73~2.00ドルのレンジを維持しながら上昇基調を保てるかが、長期的なトレンド転換を見極めるうえで重要だと指摘している。