科学技術情報通信部の庁舎看板 写真=科学技術情報通信部

科学技術情報通信部は2月27日、大田で政府出資研究機関(出捐研)の関係者が参加する「出捐研ヒューマノイド戦略協議体」の第1回会合を開き、協議体を正式に発足した。分散してきた出捐研の研究力を結集し、ヒューマノイド分野で国家レベルの技術競争力の早期確保を目指す。

協議体は、世界的に拡大するヒューマノイド市場に対応するために設けた。政府は現在、ヒューマノイドを国家プロジェクト「K-ムーンショット」の中核ミッション案に選定しており、出捐研の研究力を束ねる「ワンチーム」体制を本格的に稼働させる方針だ。

運営は、知能、ボディ、データの3つの中核分野を軸に進める。立ち上げ段階では主要出捐研の中核専門家が参加し、今後は学界や産業界にも広げ、開かれた協力体制に拡大する計画だ。

同日の会合では、協議体の構成と運営方針を固めるとともに、ヒューマノイド知能の高度化に不可欠なデータの構築と共同活用の方向性を議論した。参加者は、各機関が個別に保有する有用データを協議体の枠組みの中で積極的に共有し、連携を進める方針で一致した。

あわせて、不足する中核データを新たに生成し、それらを統合的に管理するインフラの整備が必要との認識も共有した。

科学技術情報通信部は、今回のキックオフ会合を起点に分野別の具体的な実行計画を策定する。2026年上半期中に、出捐研の共同協力課題の発掘や新規事業の企画にもつなげる考えだ。

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