XRPの相場サイクルに反復パターンがあるとの分析が出ている。画像=Reve AI

XRPが2013年以降、相場サイクルごとに一定の反復パターンを示してきたとする分析が浮上している。海外メディア The Crypto Basicは19日(現地時間)、各局面で次の値動きを示唆する「パンくず」のような手掛かりが確認できると報じた。

分析を示した市場アナリストのエグラック・クリプトは、XRPの長期推移を「点火区間」「垂直上昇」「緩やかな調整」「垂直1カ月足」「長期弱気相場」「エコーラリー」「構造の再整備」「ボックス圏」「パンくずゾーン」などの段階に区分。それぞれが、現在の相場がサイクルのどこに位置するかを見極める材料になると説明している。

初期局面にあたる2013年から2016年にかけては、ボラティリティが徐々に低下し、月足が密集する圧縮局面が続いた。その後は約3年にわたり、下降三角形の構造が形成されたという。

2017年に入ると、この圧縮局面を上放れして価格が大きく拡大した。XRPは2017年3月の0.005ドルから、同年5月には0.4536ドルまで急伸したとされる。

急騰後は「緩やかな調整」局面に移行した。0.4536ドル近辺で上値を抑えられた後、2017年6月から11月にかけては0.12〜0.22ドルのレンジで推移。急落ではなく、一定の構造を保ちながら時間をかけて調整する動きで、この区間はフラッグ形状として説明された。

2017年12月には「垂直1カ月足」の局面が現れた。XRPは1カ月で740%上昇し、大陽線の月足を形成。上昇は2018年1月まで続き、3.5ドルの高値を付けたという。

一方で、このような極端な月足の急伸は、強気相場の終盤を示すシグナルとして機能する可能性があるとも指摘された。高値形成や、その後のボックス圏への移行と重なる場合があるという見方だ。

2018年1月の高値以降は「長期弱気相場」が進行した。2018年1月から2020年6月にかけて、XRPは緩やかな下降チャネルの中で月足の実体を重ねながら、段階的に下落する時間軸主導の調整をたどったとされる。

2020年6月には0.1751ドルまで下落した。この下降チャネルの終了後には、再び垂直的な拡大局面が訪れるという流れが繰り返されたとの見方も示された。

実際、2020年7月以降のXRPは回復局面に入り、「エコーラリー」と位置付けられる上昇を展開。2021年4月には1.96ドルまで上昇したという。

その後の2021年から2023年にかけては「構造の再整備」局面が続いた。下降チャネルに沿って徐々に水準を切り下げ、2023年2月には0.3761ドルまで下落したとされる。この局面でも急激な崩れではなく、構造的な下落、すなわち時間をかけた調整が進んだ点が特徴として挙げられた。

2023年2月から2024年10月にかけては、0.39〜0.80ドルのレンジで推移し、マクロで見たボックス圏を形成した。価格が下方に崩れるのではなく横ばい圏で推移したことで、次の拡大に向けた消化・蓄積局面と解釈されている。

「パンくずゾーン」は2024年11月以降とされた。XRPはレンジ上限を上抜けた後、2025年1月に3.4ドルまで上昇。その後はいったん2ドル近辺まで押し戻され、再び2〜3ドルのレンジで推移しているという。

分析では、急騰に先立って長期の圧縮局面を経て上昇エネルギーを蓄える流れが繰り返し確認されてきた点にも触れている。

過去と同様に「圧縮―拡大―調整」のパターンが再現される場合、XRPには中長期で反発余地があるとの見方が出ている。ただ、相場変動が大きい局面では短期の値動きも荒くなりやすく、レンジを明確に上放れるか、出来高を伴った戻りが確認されるかといった転換シグナルが焦点となる。

今回の調整が再度の持ち合い形成にとどまるのか、それとも下落トレンドの長期化につながるのかは、今後数カ月の需給動向とマクロ環境の変化に左右される見通しだ。

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