米ITサービス大手のKyndrylが、会計を巡る米証券取引委員会(SEC)の調査と幹部の相次ぐ辞任で揺れている。これを受けて株価は1日で55%急落した。
Techzineの報道によると、Kyndrylは2月13日、SECから会計関連文書の提出要請を受けたと明らかにした。SECは現金管理や財務報告、内部統制を調査対象としているという。
この開示を受け、Kyndryl株は23.60ドルから10.59ドルまで急落した。
幹部の離脱も市場の懸念を強めている。デービッド・ウィシュナー最高財務責任者(CFO)とエドワード・セボルド法務責任者が突然辞任し、1カ月前には最高人事責任者も退任していた。
もっとも、足元の業績は底堅い。2025会計年度第4四半期の売上高は38.6億ドルと、前年同期比3.2%増だった。マーティン・シュロエターCEOは、財務諸表への影響はないとの見方を示したうえで、事業目標の達成に集中する考えを述べた。
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