AIを活用した採用ソリューションを展開するCheckrは、本人確認機能「Identity Verification(IDV)」の提供を開始した。採用プロセス全体に組み込むことで、候補者の本人確認を継続的に行い、なりすましやボット応募、位置偽装といった不正の早期発見につなげる。
米メディアのSiliconANGLEが4日(現地時間)に報じた。Checkrによると、IDVは従来の断片的な本人確認とは異なり、採用プロセスの各段階で候補者の本人確認を継続して実施できる仕組み。これにより、採用詐欺の兆候を早い段階で見つけやすくなるとしている。
同社は、偽の応募者やボットによる応募、位置偽装など、多様化する不正行為への対応を想定している。採用の初期段階で不正を見抜くことで、その後の手続きに伴う無駄な負担やコストを抑えられるという。
IDVでは、AIを用いた生体認証に加え、デバイスやネットワークの分析、書類の真偽判定技術を活用し、本人情報の偽装を検知する。偽のセルフィー画像、位置情報の不一致、偽造身分証の提出などを見つけた場合は、バックグラウンドチェックを止め、追加コストの発生を抑えられるとしている。
Checkrによれば、初期テストでは想定外の地域からの応募や氏名の不一致、偽のセルフィー画像の提出などが確認されたという。
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