World Liberty Financialは22日、Spacecoinと戦略提携を結んだと発表した。衛星インターネットと分散型金融(DeFi)を組み合わせ、既存の金融網が及ばない地域でも金融サービスを利用できる環境の整備を目指す。
World Liberty Financialは、ドナルド・トランプ米大統領一族と近い関係にあるとされる暗号資産企業。今回の提携では、衛星ベースの通信基盤とDeFiを接続し、金融インフラが十分でない地域へのサービス提供を視野に入れる。
両社はトークンスワップを実施するほか、今後は決済や清算、ネットワーク調整など幅広い分野で協力を進める方針だ。
Spacecoinは最近、低軌道に衛星3基を打ち上げ、分散型の物理インフラネットワークの構築を進めている。政府や通信事業者に依存しないインターネット接続の実現を目指しているという。創業者のTae Oh氏は「真のデジタル自由には、強力で公正な金融サービスへのアクセスが含まれるべきだ」とコメントした。
World Liberty Financialは昨年、米ドル連動型ステーブルコイン「USD1」を立ち上げた。USD1の規模は現在、32億ドル(約4800億円)に達している。
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