Korea Investment & Securitiesは23日、損益差等型公募ファンドの2025年末時点の累計募集額が1兆839億ウォンとなり、1兆ウォンを突破したと発表した。同社出資分を含む設定額全体は1兆3831億ウォンだった。
損益差等型ファンドは、投資家ごとにリスクと収益の配分を分け、1つの商品内で異なるリスク・リターン特性を持たせたファンドを指す。
同社の損益差等型公募ファンドは、顧客が先順位、Korea Investment & Securitiesなどの金融機関が後順位で参加する仕組みを採用している。後順位が一定範囲の損失を先に引き受けることで、先順位投資家のリスクを抑える設計で、投資家保護に配慮した商品だ。
損失が発生した場合は、一定水準までは後順位が先に損失を吸収する。収益が出た場合も、先順位には相対的に安定した配分となるよう設計している。
同社は、こうした先順位・後順位のトランシェ構造により、個人投資家が負う価格変動リスクを構造的に抑えるとともに、市場変動時の過大な損失負担を和らげる効果が期待できると説明した。
キム・ソンファン社長は「損益差等型ファンドは、当社が投資リスクをともに負担することで、個人投資家が受け入れにくい価格変動を構造的に和らげ、より安心して投資に参加できるよう設計した商品だ」とコメントした。その上で「今後も、投資家の志向やライフサイクルに合わせた消費者保護型商品の拡充を通じて、資産管理体制を強化していく」と述べた。
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