Appleが、折りたたみ端末「iPhone Duo」の将来モデルで、ディスプレイの大型化や望遠カメラの搭載を検討していると報じられた。
9to5Macが22日(現地時間)に報じたところによると、マーク・ガーマン氏はポッドキャスト「Power On」で、次期iPhone Duoの後継モデルに向けて画面サイズを拡大する案があると明らかにした。
焦点となっているのは第3世代モデルだ。iPhone Duoはまだ発売前だが、Appleはすでに後継機の設計方針を検討しているという。ガーマン氏は、2028年ごろを想定する第3世代モデルについて、現行モデルより「少し大きくなる」と述べた。
現行のiPhone Duoは、7.6インチの折りたたみディスプレイを採用している。Appleは近年、iPhone Proシリーズで段階的に画面を大型化しており、その流れを折りたたみモデルにも広げる可能性がある。ガーマン氏は、iPhone 15 Pro Maxの6.7インチからiPhone 16 Pro Maxの6.9インチへの拡大と同様の方向性だと説明した。
次期モデルでは、カメラ構成の見直しも検討されているもようだ。iPhone Duoへの望遠カメラ搭載の可能性について問われたガーマン氏は、「Appleの検討項目に入っている」と述べた。一方で、実際にいつ採用されるかについては明言を避けた。
望遠カメラ搭載のハードルは、部品コストではなく筐体構造にあるという。ガーマン氏は、難しさの理由について費用面ではなく物理的な制約を挙げ、「必要な奥行きを確保しなければならない、純粋に物理的な問題だ」と説明した。折りたたみ端末は内部スペースや本体の厚さに制約が大きく、カメラ性能の強化と筐体設計の両立が課題になりそうだ。
このほかAppleは、第2世代iPhone Duoで外部ディスプレイの下にFace IDを組み込む案や、アクションボタンの追加も試験しているとされる。第3世代で大画面化を進める一方、第2世代では使い勝手の改善に重点を置く可能性がある。
もっとも、現時点で浮上しているのはいずれも検討段階や試験段階の情報にとどまる。最終的にどの仕様が製品に反映されるかは、今後の開発過程で変わる可能性がある。Appleが折りたたみデザインの厚さを抑えながら、画面の大型化とカメラ機能の強化をどう両立させるかが注目される。