Wadizは10月23日、プロジェクトの成果を毎日診断し、必要な対応を提案するメーカー向け機能「Maker Intelligence」の提供を始めたと発表した。提案されたアクションを実行すると、成果の変化や予想資金調達額まで確認できる。
同社は4月のサービス刷新にあわせて、「Maker Home」とAIエージェント「WAi」を導入している。これにより、指標の確認や対話型での運営戦略の点検を可能にしてきた。
今回のMaker Intelligenceは、そうした機能をさらに拡張したもの。プロジェクトの状態を自律的に分析し、次に取るべき行動まで提示するという。
診断は、類似する成功プロジェクトのデータを基準に実施する。決済転換率、広告効率、ストーリーやリワードの競争力、コミュニティの活性度などを分析し、改善点と成長機会を抽出する。
分析結果は、総合グレードと予想最終資金調達額として提示される。
診断結果に基づき、「今やること」のリストも表示する。未決済の通知申請者へのメッセージ送信、最新情報の作成、未回答の問い合わせ対応などを、優先順位順に示す。
各アクションについては、必要性や期待効果もあわせて表示し、関連メニューへ直接移動できるようにした。判断にかかる時間を減らし、実行に集中できる設計としている。
アクション実行後は、成果や予想資金調達額の変化を確認できる。レポートは毎日午前に自動更新され、「新しく診断する」を押すと、最新データを反映した再診断も受けられる。
好調なプロジェクトには、追加の目標金額や達成戦略も提案する。利用できるのはPC版の「Maker Home」。
Wadizは今後、メーカーの実行データを蓄積し、診断と提案の精度を高める方針。実行が次の成長につながる好循環の仕組みも強化していくとしている。
COO(最高執行責任者)は、「Maker Intelligenceは、必要な行動を先に提案し、実行後に変化した成果まで確認できるよう支援するシステムだ」とコメントした。その上で、「Wadizに蓄積されたデータとAIを基に、メーカーがより速く効率的に成果を上げ、期待を上回る成功を収められるよう、プラットフォームとして伴走していく」と述べた。