IBM株は22日(現地時間)の時間外取引で6.5%下落した。2026年7〜9月期のソフトウェア事業の伸びについて、前四半期から持ち越された契約の影響が大きかったとの見方が浮上し、成長の持続性への懸念が強まっている。ロイター通信が報じた。
報道によると、Bank of America(BofA)グローバル・リサーチのアナリストは、IBMの7〜9月期ソフトウェア事業の成長を押し上げた要因のうち、約2億5000万ドル(約375億円)は4〜6月期から持ち越された契約によるものと分析した。この要因を除けば、伸びは限定的だったとしている。
IBMは2026年のソフトウェア売上高成長率見通しを、従来の6〜8%から7〜8%へ引き上げた。一方、全社売上高の成長率見通しは据え置いた。
メインフレーム関連ソフトウェアを手がけるトランザクション処理事業部の7〜9月期売上高は9%増加した。アービンド・クリシュナ最高経営責任者(CEO)は、この伸びは続かないとの認識を示し、「特に来年は通常の水準に戻るだろう」と述べた。
IBM株は21日の終値ベースで、年初来約15%下落している。
著者について