BitwiseのXRP ETFに1055万ドル(約16億円)の資金が流入し、10月として最大規模となった。XRP相場が下落基調となる中でも資金流入が続き、機関投資家の需要の底堅さを示した格好だ。
ブロックチェーンメディアのU.Todayが7日(現地時間)に報じたところによると、Bitwiseは直近の取引日で1055万ドル超のXRPを買い付けた。10月に入ってから最大の買い付け規模で、ここ数日の低調な資金流入とは対照的な動きとなった。
他のXRP ETFと比べても、Bitwiseの動きは際立った。Bitwiseは当日、主要運用会社の中で唯一、純流入を記録した。一方、Franklin TempletonやCanary CapitalなどのETFからは資金が流出した。XRP ETF全体では314万ドル(約4億7100万円)の純流入となった。
一方で、XRP相場は軟調だった。週末の上昇分を維持できず、週初に1.50ドルを上回っていた価格は、足元で1.43ドル前後まで下落した。7日は前日比約5.46%安の1.43ドル近辺で推移した。
今回の買い付け額そのものは突出して大きい水準ではない。ただ、価格下落局面で資金が流入した点は注目される。投資家が足元の下げを押し目買いの機会とみている可能性があるためだ。
市場では、機関投資家がXRPの先高観を維持しているとの見方も出ている。短期的に価格が弱含む局面でも、Bitwise経由のETF需要は続いており、現物相場の値動きと資金フローの間に乖離が生じているとの指摘だ。
今後の焦点は、Bitwiseに集中した資金流入が他のXRP ETFにも広がるかどうかだ。あわせて、ETF需要とXRP価格の乖離が続くかにも注目が集まる。Bitwise経由の流入が継続すれば、10月後半のXRP相場にどのような影響を与えるかが市場の関心事となりそうだ。