Spotifyのオーディオブック提供地域が180超の市場に拡大する

Spotifyは7日(現地時間)、オーディオブックの提供地域を2026年末までに180超の市場へ順次拡大すると発表した。対象は欧州、米州、中東、アフリカ、アジアで、韓国も含まれる。拡大が完了すれば、世界で7億5000万人超がSpotifyでオーディオブックをストリーミング再生または購入できるようになる。

現在は22市場でオーディオブックを提供しており、同日から段階的に対象地域を広げる。新たに追加する市場では、35万冊超のタイトルを用意する。対応言語もスペイン語、ポルトガル語、イタリア語、ポーランド語などを含む120超に拡大する。スペインでは、スペイン語作品だけで4万5000冊超をそろえる。SpotifyはPlanetaやMondadoriなど、300社超の出版社と提携している。

利用形態は市場によって異なる。ブラジル、メキシコ、コロンビア、ポーランド、チリ、ノルウェー、ペルーなど一部市場では、条件を満たすプレミアム会員に月12時間の聴取枠を提供する。追加の聴取時間が必要な場合は「Audiobooks+」を利用でき、作品ごとの購入も可能だ。価格や提供方式は市場ごとに異なる。

Audiobooks+は提供開始から約1年で加入者数が100万人を超え、ARR(年間経常収益)も1億ドル(約150億円)を突破した。11月には、アイルランド、ベルギー、オーストリア、フィンランドの学生プランにもAudiobooks+を追加する。

オーディオブックの利用は拡大基調にある。過去1年間で月間リスナー数は約40%増え、聴取時間は30%超伸びた。紙の書籍や電子書籍とオーディオブックの読書位置を同期できる「Page Match」も、提供開始後に100万人超が利用した。

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