米証券取引委員会(SEC)は、ビットコイン、イーサリアム、金、銀、原油、天然ガスを対象とする3倍レバレッジETF6本の上場・売買を承認した。Cboe BZX取引所が提出していた規則変更案を認めた。ブロックチェーンメディアのCoinPostが3日、報じた。
承認された6商品はいずれも先物を活用する設計で、手数料・経費控除前ベースで各原資産の日次騰落率の3倍の投資成果を目指す。ビットコインとイーサリアムを対象とする2商品は、主にCME先物と現金担保を用いる。
6商品はいずれも、Volatility Sharesがスポンサーを務める「VS Trust」シリーズに属する。SECは、これらをコモディティーベースの信託受益証券として上場を認めた。
BloombergのETFアナリスト、エリック・バルチュナス氏はXへの投稿で、6銘柄はいずれも1933年証券法に基づく「商品」に当たると指摘したうえで、今回の判断はVolatility Sharesにとって追い風になるとの見方を示した。
上場に向けた手続きは8月から進んでいた。Cboe BZX取引所は8月10日に規則変更案を提出し、8月19日に連邦官報へ掲載されたことで意見募集が始まった。
もっとも、今回の承認は上場を認める段階にとどまる。実際に売買を開始するには、登録届出書の効力発生など追加の手続きが必要となる。
Volatility Sharesは米国ですでに、ビットコインとイーサリアムに関連する2倍戦略型の商品を運用している。欧州でも、両資産を対象に3倍およびマイナス3倍のエクスポージャーを提供する関連商品を展開している。