Appleが、秋と春の大型イベントに偏ってきた従来の新製品発表体制を見直し、製品投入の頻度を高める案を検討しているという。米ITメディアThe Vergeが9月29日、報じた。
報道によると、新CEOのジョン・ターナース氏は、AI時代に競争力を維持するには、製品をより迅速に市場投入し、実験的な取り組みも増やす必要があるとの考えを示している。
Appleは例年、9月にiPhoneの発表イベントを開き、年末や春に他製品を発表してきた。ただ、こうした見直しが直ちに実施されるとは限らない。長年続いてきた製品開発・発売の体制そのものが、変更のハードルになる可能性があるためだ。
Appleは現在、新型HomePod mini、iPad mini、Apple TV 4K、カメラ搭載AirPods、タッチスクリーン搭載MacBook、20周年記念iPhoneなどを準備していると伝えられている。
一方で、ターナース氏は、エンジニアと上級経営陣の間にある組織階層を減らす案も検討しているという。ハードウェアエンジニアリング部門では、直近2週間で複数のエンジニアリングプログラムマネジャーが離職したとされる。
こうした動きは、足元で進む人員削減の流れとも重なる。Appleは8月、SiriとVision Proのチームでも人員を削減した。
また、AppleCareのカスタマーサービス部門では、5000人規模の人員削減も検討されたが、最終的には保留になったという。
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