ITCEN Globalは9月28日、金連動のRWAトークン「KGLD」の発行・償還システムを構築し、試験発行から現物の金との償還まで一連の検証を完了したと発表した。
同社は現在、国内外の複数の取引所と上場に向けた協議を進めている。KGLDの正式リリース時期についても、上場の進捗を踏まえて検討する方針だ。
KGLDは、立ち上げ当初から国内にとどまらず、グローバル市場でも活用できる金連動のデジタル資産を目指しているという。
市場流動性の確保に向けた基盤整備も進めている。機関投資家や専門事業者がKGLDの発行や取引に参加できる仕組みを整え、市場の流動性向上につなげる考えだ。
あわせて、準備資産の状況や償還要件などの主要情報について、金融機関だけでなく、今後はAIベースの金融サービスでも確認・活用できるようにする「Agentic RWA」の技術と運用体制の高度化も進めている。
同社関係者は「KGLDは発行から現物の金との償還まで、すでに検証を終えており、事業は順調に進んでいる」と説明した。そのうえで「現在は、利用者が実際にKGLDを取引し、活用できる市場を整備する段階にある。グローバル市場を見据えた強固な体制を整えたうえで展開したい」と述べた。
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