画像=XRP Ledger(XRPL)

XRP Ledger(XRPL)で、新規アカウント数が2日間で急増した。取引件数や決済量も大きく伸びた一方、アクティブユーザーは大幅に減少しており、ネットワーク利用の広がりをどう評価するかが注目点となっている。

ブロックチェーンメディアのU.Todayが27日(現地時間)に伝えたところによると、XRPLで新たに作成されたアカウントは2900件に増え、2日間で535.2%増加した。アクティブアカウントも同期間に218.1%増の1万5300件となった。

増加はアカウント関連の指標にとどまらない。成功した取引は170万件で80.8%増、総取引件数は240万件で138.7%増加した。決済件数も120万件と、108.9%伸びた。

一方で、ネットワーク全体の利用が幅広く拡大したとみるには慎重な見方も必要だ。アクティブユーザーは14万人で、同期間に70.6%減少した。新規ウォレットの作成や既存アカウントの稼働は増えたものの、継続的に取引したユニークユーザー数は減少したことになる。利用者層が広がったというより、比較的少数の参加者が取引を活発化させた可能性がある。

レジャー関連の指標は強弱が分かれた。クローズしたレジャー数は2万400件で288%増加した一方、レジャー当たりの取引件数は116.47件と38.5%減少した。レジャー間隔は389秒で0.1%の増加にとどまり、大きな変化はみられなかった。

送金規模も急拡大した。ネットワーク上の決済量は約7億420万XRPと、894.3%増加した。ネットワーク手数料として焼却されたXRPは300.3XRPで、225.7%増だった。XRPLでは取引ごとに少額の手数料が焼却される仕組みのため、処理量の増加に伴って焼却量も増える。

こうしたオンチェーン活動の拡大は、足元のXRP相場の反発と重なっている。XRPは第2四半期から第3四半期の大半にかけて下落基調が続いていたが、8月末には約1.05ドル(約158円)から日中に一時1.70ドル(約255円)まで上昇した。その後は調整を経て、直近では1.50ドル(約225円)近辺で取引された。

市場では、今回の指標をXRPネットワークの利用増加を示すシグナルと受け止める見方がある。一方で、利用者基盤そのものの拡大を示す動きかどうかは、なお見極めが必要とされる。新規アカウント、決済量、手数料焼却がそろって増加した点は前向きな材料だが、アクティブユーザーの減少を伴っているだけに、ネットワークの成長が幅広い利用拡大によるものか、一部の活発な参加者に支えられたものかが今後の焦点となりそうだ。

キーワード

#XRP #XRPL #ブロックチェーン #オンチェーン #暗号資産
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.