XRP(写真=Shutterstock)

XRPの大口投資家による買い集めが鮮明になっている。5日間で4億7000万枚超が積み増され、金額ベースでは約7億2400万ドル(約1086億円)に達した。市場では、相場が節目の1.60ドルを突破できるかどうかに関心が集まっている。

ブロックチェーンメディアのU.Todayが25日付で伝えたところによると、オンチェーン分析プラットフォームのSantimentは、9月24日までの5日間で「百万長者」ウォレットのXRP保有量が123億7000万枚から128億枚へ増えたと集計した。

今回の買いは現物市場で入ったとみられ、注文は主要なテクニカル上の抵抗帯近辺に集中した。市場では、クジラが明確なブレークアウトのシグナルが出る前に流動性を先回りして確保しているとの見方が出ている。

値動きもこれに歩調を合わせた。XRPは日足チャートで逆ヘッドアンドショルダーの右肩を形成した後、安値1.25ドルから一時1.58ドルまで上昇し、上昇率は27.6%に達した。足元ではやや反落し、1.50ドル前後で推移している。

次の焦点は1.60ドルだ。この水準はチャート上のネックラインに当たり、過去に出来高が集中した価格帯でもある。終値ベースで1.60ドルを明確に上回れば、弱気基調が崩れ、反転パターンが本格化して2ドルを試す展開も視野に入る。

一方で、下押しリスクも残る。短期筋の利益確定売りが強まれば、1.34~1.37ドルの移動平均線が集まる水準まで押し戻される可能性がある。外部のマクロ環境が重しとなれば、1.25~1.50ドルのレンジ推移が長引く余地もある。

今回の動きが注目される背景には、8月の相場展開との類似性がある。当時もクジラが4億6000万枚を買い集めた後、長期のもち合いを上放れ、XRPは1週間で40.7%上昇して1.70ドルを試した。今回も買い集めの規模や値動きが当時に近いとして、市場参加者の関心を集めている。

最終的なポイントは、やはり1.60ドルを超えられるかどうかだ。この水準を上抜ければ、約7億2400万ドル規模の供給吸収が8月と似た上昇局面につながる可能性がある。逆に突破に時間がかかれば、現在のレンジ内で再び蓄積局面に入るとの見方もある。

市場では、「XRPのクジラは買いを続けている。わずか5日で4億7000万XRP超を取得し、金額は約7億2400万ドルに上る。日足では逆ヘッドアンドショルダーの形成も続いており、強気のブレークアウトが近い可能性がある」との見方も出ている。

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