「最適化グランドチャレンジ2026」の表彰式後に記念撮影する受賞者ら(写真=LG CNS)

LG CNSは9月20日、数学的最適化の国際大会「最適化グランドチャレンジ2026」を開催したと発表した。55カ国から958チーム・1448人が参加し、造船所のブロック配置最適化をテーマに競い合った。

数学的最適化は、限られた資源や条件の下で考え得る選択肢を分析し、最も効率的な解を導き出す技術。LG CNSは大韓産業工学会と共同で、2024年から同大会を毎年開いている。

今年は米国、英国、中国、日本、ドイツ、インドなど55カ国から958チーム、1448人が参加した。前年の343チーム、676人から、それぞれ約2.8倍、2倍超に増えた。

参加者には、Carnegie Mellon University、Imperial College London、Stanford University、東京大学など海外大学のチームに加え、ソウル大学、KAIST、浦項工科大学など韓国内の大学関係者、Accenture、IBM、Samsung Electronics、Hyundai Motorなどの現役専門家も名を連ねた。

今年の課題は、造船所における「ブロック配置最適化」だった。超大型船の建造に使う数百個のブロックについて、限られた作業場の中で、どの位置・向きに、いつ配置するかを決定し、納期を守りながら空間使用を最小化するアルゴリズムの開発が求められた。

各ブロックはサイズや形状が異なるうえ、前工程の完了後でなければ次工程に進めないといった順序制約も考慮する必要がある。

予選と本選を勝ち抜いた上位6チームは、韓国で開いた決勝大会でそれぞれのアルゴリズムを発表した。審査ではアルゴリズムの性能と発表内容を総合評価し、日本から参加したチームが最優秀賞を受賞した。

LG CNSは、最優秀賞を含む20チームに総額2億ウォンの賞金を授与した。順位に応じて、採用連動型インターンシップや入社応募時の書類選考免除も提供する。

上位10チームが提出したアルゴリズムのコードは、今後オープンソースとして公開する予定だという。

LG CNSは現在、造船、防衛、鉄鋼、物流、製造、金融、通信などの分野で数学的最適化技術を活用している。会社によると、これまでに関連するビジネス課題を200件超手がけてきた。

LG CNSエントル部門長のパク・サンギュン氏は、「限られた資源で最大の効率を引き出すことは非常に複雑で難しいが、数学的最適化によって解決できる」とした上で、「今後も大会を拡大し、世界中の人材とともに最適化技術の可能性を広げていく」と述べた。

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