Solana(SOL)が18日、112ドル台まで上昇し、1日で約11%値を上げた。1月以来の高値水準となる。BitwiseのSolanaステーキングETF「BSOL」も上昇し、デリバティブ市場では先物建玉が70億ドル近くまで拡大した。
BSOLは15.54ドルと前日比12.04%高で推移し、出来高はすでに8500万ドルに達した。
デリバティブ市場でも買いの勢いが強まっている。CoinGlassの集計によると、Solana先物の未決済建玉は70億ドルに迫った。
直近24時間の清算額は3821万ドルで、このうち3672万ドルがショートポジションだった。ロングポジションの清算は148万ドルにとどまり、全体の約96%をショート清算が占めた。
取引動向を見ると、今回の上昇は現物より先物主導の色合いが強い。Solanaの24時間の先物取引高は約121億4000万ドルに達した一方、現物取引高は14億9000万ドルだった。レバレッジを伴う買いが相場を押し上げた可能性を示している。
背景には、足元で好材料が相次いでいることがある。Solana Foundationは週初め、プロジェクト「Harmonia」を発表し、Solanaをファンド流通ネットワークのAllfundsに接続した。
Allfundsは3300社超の資産運用会社や金融機関などを結び、約1兆9000億ユーロの運用資産を扱う。
RWA(現実資産)分野の拡大も続いている。Solana Foundationによると、Solanaネットワーク上のRWAの価値は40億ドルを超え、35万超のアドレスが保有している。xStocksの運用資産も5億ドルを上回った。
決済面とネットワーク性能の改善も追い風となっている。先月にはMoneyGram RampがSolana上で稼働を開始し、25カ国超で入金に対応したほか、170超の国・地域で現金引き出しが可能になった。
8月には、目標スロット時間を400ミリ秒から200ミリ秒へ段階的に短縮する計画も公表された。