ビットコインが米中間選挙前に10万ドルを再び上回る可能性があるとの見方が出ている。ブロックチェーン専門メディアのU.Todayによると、暗号資産トレーダーのウィル・ミード氏は18日、日足チャートに強気継続パターンが形成されていると指摘した。
ミード氏は現在のチャート構造について、「教科書的なハイ・アンド・タイト・フラッグ」だと説明した。9月いっぱいはもみ合いが続いた後、10月に上放れる可能性があるとみている。
このシナリオが実現するには、比較的短期間で大幅な上昇が必要になる。次回の米中間選挙は2026年11月3日に予定されており、10万ドル到達には今後およそ6週間での上昇が求められる。
CoinMarketCapによると、ビットコインは現在7万6500〜7万7500ドル近辺で推移している。10万ドルの節目までは、なお大幅な上昇が必要な水準だ。
ビットコインは2025年10月6日に付けた史上最高値12万6198ドルをなお下回っている。足元の価格は当時の高値より約39%低い。
ミード氏の見方はテクニカル分析に基づくものだ。フラッグパターンは一般に、急騰後も価格が大きく崩れず、狭いレンジでのもみ合いや小幅な調整にとどまる値動きを指す。
ビットコインは「Clarity」の失敗後も、7万ドル台後半で比較的狭いレンジでの推移を続けた。17日は7万6400ドル近辺で取引され、18日も同程度の水準を維持した。ミード氏はこの動きを弱気シグナルではなく、追加上昇に向けた調整局面と捉えている。
10月の季節性も、今回の見通しを支える材料の一つとされる。暗号資産市場では、ビットコインが10月に強い値動きを示すケースが多いとして、同月を「Uptober」と呼ぶ。ただし、10月という季節要因だけで上昇が約束されるわけではない。