Shiba Inuの現物市場の資金フローが、主要7つの時間軸すべてで純流出に転じた。現物需要の鈍化が改めて確認された格好で、短期的な戻りが続くかどうかは、資金流入の回復が焦点となる。
ブロックチェーンメディアのU.Todayが17日(現地時間)に報じたところによると、Shiba Inuは短期から中期まで幅広い時間軸で売りが優勢となっている。
純流出は短い時間軸から目立つ。15分では約1万4540ドル(約218万円)、30分では2万6680ドル(約400万円)、1時間では6万3710ドル(約956万円)だった。さらに4時間では13万4800ドル(約2022万円)、8時間では16万8720ドル(約2531万円)、12時間では約25万0040ドル(約3751万円)と、時間軸が長くなるにつれて流出額は膨らんだ。
もっとも、現物市場の純流出がそのまま価格下落を意味するわけではない。この指標は、現物市場での買いと売りの偏りを映すもので、価格を直接予測するというより、需給バランスの変化を示す材料といえる。
価格動向も需要の弱さを映している。Shiba Inuは足元で約0.00000507ドル(約0.0007605円)で取引されており、0.00000495ドル(約0.0007425円)から0.00000515ドル(約0.0007725円)に集まる短期・中期の移動平均線の間に位置している。値幅は狭く、小幅な動きでも相場の方向感が変わりやすい局面だ。
上値の目先の抵抗帯は0.00000515ドル(約0.0007725円)〜0.00000520ドル(約0.00078円)。Shiba Inuはこれまでもこの水準を明確に上抜けて上昇基調を維持する場面で苦戦してきたという。さらに上では、0.00000540ドル(約0.00081円)〜0.00000550ドル(約0.000825円)に強い抵抗帯があり、その上には下向きの長期移動平均線が0.00000565ドル(約0.0008475円)付近に控える。
一方、下値の分岐点として意識されるのは0.00000490ドル(約0.000735円)だ。この水準を下回れば、0.00000460ドル(約0.00069円)〜0.00000470ドル(約0.000705円)まで下値余地が広がり、チャートの形状が一段と弱含む可能性がある。相対力指数(RSI)は中立圏の50近辺にとどまっており、上方向にも下方向にも明確なモメンタムは出ていない。
投資家にとっては、足元の価格水準そのものよりも、現物市場への資金流入が回復するかどうかが重要な注目点となる。短期的な反発局面があっても、全時間軸で純流出が続くようであれば、抵抗帯突破の持続性は限られる可能性が高い。逆に現物フローが改善すれば、現在の収れん局面から相場が方向転換する余地も残されている。