AirPods 5 写真=Apple

Appleは2026年4〜6月の世界完全ワイヤレスイヤフォン(TWS)市場で、出荷台数の首位を維持した。市場全体が前年割れとなる中でも出荷を伸ばした。一方、耳をふさがないオープン型ワイヤレスイヤフォン(OWS)市場は2桁成長を記録した。

ITメディアの9to5Macが17日に報じたところによると、市場調査会社Omdiaは2026年4〜6月の世界TWS出荷台数を前年同期比0.7%減の8210万台と集計した。中国市場の出荷が9.5%減少し、全体の減少要因となった。

メーカー別では、Appleが前年同期比1.2%増の1680万台を出荷し、シェア20.5%で首位を維持した。2位はXiaomiでシェア10.4%、3位はSamsung Electronicsで6.7%だった。以下、Huaweiが6.2%、OPPOが5.0%で続いた。

上位5社のうち、出荷を前年同期から増やしたのはAppleとOPPOのみだった。OnePlusを含むOPPOの出荷は14.9%増となった。

これに対し、OWSの出荷台数は1110万台と前年同期比12%増加した。TWS市場全体に占める比率も、1年前の12.0%から13.5%に上昇した。Omdiaは、クリップ型とイヤーフック型のうち、耳をふさがない製品をOWSに分類している。内訳はクリップ型が61%、イヤーフック型が39%だった。

OWS市場では、Shokzが110万台を出荷し、シェア10.3%で首位となった。前年同期比では107.9%増と大きく伸びた。以下、Sanagが7.6%、Huaweiが7.0%、Baseusが6.6%、Edifierが5.4%で続いた。

Appleは9日、オープンイヤー型の装着感を打ち出したAirPods 5を公開した。ただ、この製品は4〜6月期の集計後に発表されたもので、OmdiaのOWS分類にも従来のAirPodsは含まれていない可能性がある。

Omdiaは、装着性や音質に加え、人工知能(AI)機能を組み合わせる競争が、今後の無線イヤフォン市場の主要トレンドになるとみている。

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