XRP(写真=Shutterstock)

資産運用会社Franklin TempletonのXRP現物ETF「XRPZ」に、1日で約350万ドルの純流入が入った。XRP相場が急落する局面でも資金流入は続いており、足元では同商品の資金吸収力が際立っている。

ブロックチェーンメディアのU.Todayは17日(現地時間)、同日に純流入を記録したXRP現物ETFはFranklin Templetonの「XRPZ」のみだったと報じた。

SoSoValueによると、XRPZの16日の純流入は350万1300ドル。累計純流入は約4億8300万ドルに拡大した。

CoinGlassのデータでも、17日のXRP現物ETF全体の純流入273万ドルは、すべてXRPZへの流入として集計された。

9月のXRP現物ETFの資金フローは、日によって強弱が分かれている。15日は資金流出入がなかった一方、その前日の14日には840万ドルが流入した。

11日も資金流出入はなく、10日の純流入369万ドルは全額がFranklin Templetonの商品に入った。

9日には比較的大きな資金流入がみられた。XRP現物ETF全体では867万ドルが流入し、このうち657万ドルがBitwiseの商品、211万ドルがGrayscaleのXRPファンドに向かった。

Franklin TempletonのXRPZは、相場変動が大きい局面でも資金を集めている。XRP価格が下落するなかでETFに純流入が続いたことで、ETFへの投資需要と現物価格が必ずしも連動しない状況が改めて示された。

一方、XRPは米上院が15日、いわゆる「クラリティ法案」を次の段階に進めるための手続き投票で必要な60票を確保できず、法案審議が前進しなかったことを受けて急落した。

この結果を受け、暗号資産業界には逆風との見方が広がり、デジタル資産全般でリスク回避の売りが強まった。

CoinGeckoによると、XRPは14日に約1.42ドルで取引された後、15日には約1.28ドルまで下落した。下落率は約10%だった。

足元のXRP現物ETFへの資金流入は、価格の弱含みと規制面の不透明感が重なる局面で起きている。短期的な価格変動とは別に、Franklin Templetonの「XRPZ」への資金流入が今後も続くかが注目される。

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