XRP(画像=Reve AI)

XRPは短期的に軟調な値動きが続いており、相場の方向感を見極める上で3つの価格帯が注目されている。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが17日(現地時間)に報じたところによると、XRPは1.29ドル前後で推移しており、主要な支持線と抵抗線の分岐点に差し掛かっている。

目先の下値メドとしてまず意識されるのは1.24〜1.26ドルだ。短期的な売り圧力がかかりやすい水準とされている。XRPは8月の上昇局面で1.50〜1.55ドル近辺まで値を伸ばしたものの、その後は上昇を維持できず、複数の中間フィボナッチ水準を下回った。これにより、より下の支持帯を試す展開への警戒が強まっている。

次の重要な支持帯は1.09〜1.11ドル。この水準には、長期の0.786フィボナッチ水準に当たる1.085ドル前後と、別のリトレースメントの節目である1.091ドル前後が重なる。ここで買い支えが入れば、8月安値を起点とする安値切り上げの形を維持できる可能性がある。

一方、1.10ドル前後を維持できなければ、視線はさらに下向きになる。次の支持帯は0.86〜0.94ドルで、長期の0.854リトレースメント水準に当たる0.862ドル前後と、8月に底値圏を形成した0.94ドルが含まれる。このゾーンまで下落すれば、直近上昇分に対する押し戻しが一段と深まり、上昇構造そのものの持続性が改めて試されることになる。

上値シナリオもなお残るが、反発基調に戻すには段階的な戻りが必要だ。まず1.34ドルを回復し、続いて1.43ドル、1.53ドルを順に上抜く必要がある。最重要の抵抗帯は1.63〜1.65ドルで、長期の0.618フィボナッチ水準と過去の供給ゾーンが重なる水準とされた。

特に重要なのは、この抵抗帯に到達すること自体ではなく、上抜いた後に支持帯へ転換できるかどうかだという。仮にその後に押し戻されても、1.63〜1.65ドルを下値支持として確認できれば、強気の相場構造は一段と強まる可能性がある。

モメンタム指標はなお方向感が定まっていない。相対力指数(RSI)は35.49と低水準にある一方、平均値は49.79近辺とされた。この乖離は短期モメンタムの鈍化を示すが、過去の急落局面で見られた極端な水準にはまだ達していないという。価格が過去の売られ過ぎ局面に近いシグナルを示すまでは、さらに下の支持帯を試す余地が残るとの見方だ。

直近5本のローソク足の動きからも、買い手優位への転換はまだ確認できない。反発しても実体は伸び切らず、上昇を試すたびに上ヒゲが出ており、戻り売りの強さがうかがえる。直近の下げ幅が再び拡大している点も、4時間足ベースで主導権が買い手側に戻っていないことを示すシグナルとされた。流れを変えるには、中間フィボナッチ水準を下回ったまま推移するのではなく、改めて回復する必要がある。

構造面では、8月に0.94ドル近辺から始まった上昇と1.50ドル台までの急伸は、従来の蓄積ゾーンを上放れる動きとして解釈された。一方、その後の調整は、この上昇がより持続的な上昇トレンドにつながるかを見極める局面と位置付けられている。

足元の重要水準を整理すると、1.09〜1.11ドルが最初の主要支持帯、0.86〜0.94ドルがより深い構造的な支持帯、1.63〜1.65ドルが強気転換に向けて突破が必要な主要抵抗帯となる。XRPは現在、これらの節目の間で次の方向性を探る展開となっている。

キーワード

#XRP #暗号資産 #リップル #RSI #フィボナッチ #支持線 #抵抗線
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.