Shiba Inu(写真=Reve AI)

Shiba Inuは足元で約5%反発したものの、先物市場では未決済建玉が6200万ドル台に積み上がっており、レバレッジに偏った地合いへの警戒はなお強い。現物より先物に売買が偏るなか、ロング清算や取引所からの資金流出、バーン増加も同時に進んでいる。

ブロックチェーンメディア「The Crypto Basic」が17日に伝えたところによると、Shiba Inuの先物未決済建玉は6225万ドルに達した。24時間の先物取引高は5442万ドルだった。

未決済建玉が1日当たりの先物取引高を上回ったことは、短期売買の回転よりも、比較的大きなレバレッジポジションが積み上がっている可能性を示す。実際、売買は現物より先物に偏っており、24時間の先物取引高は現物取引高1999万ドルの約2.7倍となった。

価格は持ち直した。Shiba Inuは24時間で4.74%上昇し、0.000005113ドルを付けた。時価総額は29億6000万ドルに拡大し、時価総額順位は29位となった。

もっとも、価格反発にもかかわらずロング勢の清算は避けられなかった。CoinGlassのデータによると、直近24時間にShiba Inuのトレーダー73人が合計18万2650ドルの清算を記録した。このうちロング清算は約16万2740ドルと大半を占め、ショート清算は1万9910ドルだった。

こうした偏りは、Shiba Inuが週内高値の0.0000054ドルをなお回復できていない局面で起きている。1日で5%近く反発した一方、週初の下落局面で積み上がった強気ポジションの圧力は残ったままだ。先物主導の取引構造のもとでは、短期的な戻りがあっても、レバレッジポジションは依然として値動きの影響を受けやすいことを示している。

資金動向では、取引所からの流出が目立った。CryptoQuantによると、2494億SHIBが取引所から流出した。ただ、取引所全体の保有量は依然として87兆SHIBを上回っており、現在の準備金は87兆600億SHIB水準にある。中央集権型取引所で即時に売却され得る残高が減る可能性がある点は、短期的な需給材料として意識される。

バーン関連の指標も拡大した。コミュニティは直近24時間で2736万SHIBをバーンし、1日当たりのバーン率は716%急増した。直近1週間の累計バーン量は1億1800万SHIBだった。

Shiba Inu市場では、価格反発と高水準の先物建玉、ロング清算、取引所からの流出、バーン増加が同時に進んでいる。目先の焦点は、先物市場に積み上がった未決済建玉が追加清算を誘発するのか、それとも現物需給の改善とあわせて価格回復の支えになるのかに移りつつある。

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