Boseは9月17日(現地時間)、耳をふさがないクリップ型のオープンイヤーイヤフォン新製品として、「Ultra Open Earbuds 2nd Gen」と「Sport Open Earbuds」を発表した。上位モデルとスポーツ向けモデルを同時投入し、オープンイヤー製品のラインアップを広げる。
海外メディアのThe Vergeなどが報じた。
上位機種のUltra Open Earbuds 2nd Genは、従来のクリップ型デザインを踏襲しつつ、音質とバッテリー性能を高めたモデルだ。9月19日に299ドル(約4万5000円)で予約受け付けを開始し、10月1日に発売する。カラーはブラック、ホワイトスモーク、チェリーチョコレート、オリーブグリーン、スカイピンクの5色を用意する。
耳の中に差し込まず、耳の外側に装着する構造を採用した。トランスデューサーで耳道に向けて音を届ける設計とし、周囲の音も自然に聞き取りやすくした。このため、アクティブノイズキャンセリング(ANC)は搭載しない。
デザイン面では、各イヤフォンの金属キャップに斜めのアクセントを加えた。Boseによると、新しいドライバーの採用により、より大きな音量と深い低音を実現したという。周囲の環境に応じて再生音量を自動調整する機能も追加した。
新たに「シネマモード」も搭載した。BOSE TrueSpace技術をベースに、広がりのある没入感を持つ音場を実現しつつ、映像内のセリフは中央で明瞭に聞こえるよう設計した。
バッテリー性能も引き上げた。イヤフォン単体での再生時間は最大9時間で、従来の最大7時間から2時間延びた。充電ケース併用では19.5時間の追加使用が可能だ。新設計の充電ケースは、ワイヤレス充電パッド上に立てて置ける形状に改めた。
同時に発表したSport Open Earbudsは、運動時の装着安定性を重視したモデル。価格は199ドル(約3万円)で、Ultra Open Earbuds 2nd Genより100ドル安い。こちらも耳に装着するオープンイヤー構造を採用するが、より薄いカフと、柔らかいシリコンのマット仕上げによって耳との摩擦を高めた。
Boseは、頭を振ったり走ったりする場面でも、イヤフォンが安定して固定されるよう設計したとしている。
Sport Open Earbudsにも、周囲の騒音に応じて再生音量を調整する機能を搭載した。運動中に周辺の騒音が大きくなっても、再生中の音楽やコンテンツを聞き取りやすくする狙いがある。
イヤフォン外側のカスタムショートカットボタンには、異なる質感を採用した。運動中に画面や本体を見なくても、指先でボタンの位置を把握しやすくするためだ。バッテリーはイヤフォン単体で最大7時間。ワイヤレス充電ケース併用で最大22時間の追加使用が可能としている。
両製品はともにオープンイヤーイヤフォンだが、用途に応じて差別化した。Ultra Open Earbuds 2nd Genは音質、没入感、バッテリー性能を強化したプレミアムモデルで、Sport Open Earbudsは装着安定性と操作性を前面に打ち出したスポーツ向け製品という位置付けだ。
Boseは、プレミアムとスポーツの2ラインで展開し、耳をふさがずに音楽と周囲の音を同時に楽しみたいユーザーの需要を取り込む考えだ。両製品とも9月19日に予約受け付けを開始し、10月1日に発売する。