Hancomは9月18日、AIワークフォースプラットフォーム「Nomadian(ノマディアン)」の初のテレビCMを公開した。12月末に米国でベータ版の提供を始め、2027年にサブスクリプション型サービスとして商用化する計画で、今回の広告も当初から米国ユーザーを意識して制作したという。
広告では、自分専用のAIエージェントを育てながら活用する「オーナー」と、AIチームとともに事業を拡大していく姿を描いた。AIエージェントで構成したチームと連携しながら会社を運営する様子を表現したとしている。
作中では、オーナーが5種のAIエージェントとチームを組んで業務を進める。役割は業務管理、マーケティング、コピーライティングなどに分かれており、Hancomは「3D AIチーム」というコンセプトに合わせて、それぞれのエージェントにキャラクター性を持たせた。
業務の進め方は一般的な小規模事業者の働き方を意識した構成だ。オーナーが仕事を依頼すると、各エージェントが役割を分担して対応し、進行状況はキャラクターを通じて直感的に把握できる。判断が必要な場面ではオーナーが介入し、成果物を確認する流れだという。
Nomadianでは、AIチームメンバーに対して自然言語で1行入力するだけで業務を指示できる。各メンバーの動きは3Dワークスペース上で一目で確認でき、複数のAIサービスを切り替えて使う必要はないとしている。
スローガンは「AI Workforce, Built for Super Founders」。Hancomは「1人起業家のためのAIチーム」という意味を込めたとしており、広告は英語音声に韓国語字幕を付けた仕様だと説明した。
同社は国内での放映を皮切りに、米国市場でも広告展開を進める方針だ。キム・ヨンス代表は「キャラクター、すなわちエージェントは、育成・経営シミュレーションゲームのようにユーザーと相互作用しながら、AIチームメンバーとして成長していく」としたうえで、「そうして積み重なる関係性やキャラクターへの愛着こそが、Nomadianならではの差別化されたユーザー体験であり、継続利用につながる要因になる」と述べた。