写真=CleonとSamsung Lifeが共同開発したAIロールプレイソリューションのイメージ(提供:Cleon)

Cleonは、9月9〜10日にソウルDDPで開催されるグローバルスタートアップフェスティバル「Try Everything 2026」のSamsung Financial Networksブースで、Samsung Lifeと共同開発したAIロールプレイソリューションを披露する。Cleonが展開する「Human Interaction AI」の金融分野での初の適用事例だとしている。

今回公開するソリューションでは、AIが顧客役となって利用者とリアルタイムに対話し、多様な相談シナリオを反復して訓練できる。質問の内容や説明の仕方に応じてAIの反応が変化し、顧客の性向や状況に合わせて追加の質問や説明を求めることもあるため、実際の相談に近い形でトレーニングを重ねられるという。

Cleonは2022年、Samsung Financial NetworksのC-Lab Outsideへの参加をきっかけにSamsung Lifeとの協業を開始した。2023年にはSamsung Venture InvestmentからシリーズA資金を調達。その後、継続的な技術検証とPoCを経て、今回の共同サービス開発につなげたとしている。

両社が共同開発したこのAIロールプレイソリューションは、2026年に革新金融サービスの指定も受けた。

Cleonは今回の協業を足がかりに、「Human Interaction AI」の適用領域を金融以外にも広げる方針だ。対象分野として、教育、小売り、顧客相談、エンターテインメントなど、人との相互作用が重要な産業を挙げている。

Cleonのチン・スンヒョク代表は、「生成AIは、単に情報を生成する段階を超え、実際に人と対話し相互作用する領域へと急速に広がっている」とコメント。「Cleonはこの領域を『Human Interaction AI』と定義しており、Samsung Lifeとの協業を通じて、金融現場で初めて実地検証した」と述べた。

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