Shinhan Bankは9月7日、ソウル市瑞草区、ソウル信用保証財団と、瑞草地域のAI・ICT企業支援に向けた包括協定を締結した。信用保証、金融相談、経営コンサルティング、投資連携まで、企業の成長段階に応じた支援体制を整える。
3者が締結したのは、「瑞草AICT入居・誘致企業の金融・保証・成長支援協力に向けた包括業務協約」。瑞草AICTの入居企業や誘致企業、AI・ICT分野の企業を対象に、企業の発掘から信用保証、金融相談、経営コンサルティング、投資連携までを一貫して支援することを目的とする。
瑞草AICTは、中小ベンチャー企業部が2024年11月に指定した「良才AI未来融合革新特区」と、ソウル市が2026年2月に指定した「良才・開浦ICT特定開発振興地区」を包括する統合ブランドだ。同地域には現在、約500社が入居している。
協定に基づき、瑞草区は支援対象となるAI・ICT企業の発掘・推薦に加え、企業ニーズの把握や事業案内を担う。ソウル信用保証財団は、推薦企業を対象に信用保証の相談に応じるほか、保証支援の可否を検討し、経営支援プログラムとも連携する。
Shinhan Bankは、推薦企業に対し、融資、外為、資金管理などの金融相談を実施し、成長段階に応じた金融支援の提供を検討する。あわせて、財務、資金、事業戦略、資金調達、IR、デジタル、ESGなどの経営課題について、専門コンサルティングも提供する。
さらに、Shinhan Venture InvestmentなどShinhan Financial Groupの関係会社とも連携し、投資の検討に加え、オープンイノベーション、アクセラレーティング、ネットワーキングといった非金融支援も進める。
3機関は今後、説明会、相談会、懇談会、IR、教育などの企業支援プログラムを共同で運営するほか、政策需要の発掘や情報共有でも協力する方針だ。
Shinhan Bankの関係者は、「各機関の専門性を基盤に、瑞草AICTの入居・誘致企業やAI・ICT企業に必要な支援を連携して提供できる基盤を整えた」とコメントした。その上で、「金融支援や専門コンサルティング、投資連携を通じて、有望企業の成長を後押ししていく」と述べた。