企業向けAI OSを手掛けるWonderfulは9月7日、シリーズCで5億5000万ドル(約825億円)を調達したと発表した。評価額は50億ドル(約7500億円)となった。
今回のラウンドはグローバルVCのInsight Partnersが主導した。Salesforceのほか、既存投資家のIndex Ventures、IVP、Vine Ventures、NineYards、Bessemer Venture Partnersも追加出資した。
Wonderfulによると、同社は今年3月のシリーズB以降、展開地域を世界35以上の市場に広げ、従業員数も約650人に拡大した。
同社は「Wonderful AI OS」を中核に、企業向けAI事業を拡大している。Wonderful AI OSは、社内のAIエージェントやワークフロー、AIネイティブアプリケーション、業務データとシステム連携、ガバナンスなどを単一の運用環境で一元管理できるよう設計したプラットフォームだ。
調達した資金は、AI OSの製品開発とグローバル展開の拡大に充てる計画だ。併せて、顧客先でのAI導入を支援するフィールド導入エンジニア(FDE)組織も拡充する。
共同創業者兼CEOのバー・ウィンクラー氏は「企業のAI導入は新たな局面に入っている」とした上で、「かつてクラウドプラットフォームが現代企業の中核インフラになったように、AI運用システムも企業の新たな基盤になる」とコメントした。
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