写真=Musinsaの「無限大プロジェクト」で製作したアップサイクル収納棚

Musinsaは9月7日、在庫衣料の循環活用プログラム「無限大プロジェクト」の実施結果を公表した。販売後に残った在庫衣料を回収し、リユースとリサイクルを通じて再資源化した。CO2排出量は約9972kg削減できる見込みとしている。

同プロジェクトは、参加ブランドとともに販売後の在庫衣料や生産工程で出たサンプル、生地などを回収し、新たな価値を持たせるアップサイクル型の取り組み。Musinsa Standardのほか、NotOnlyForToday、DOFFJASON、Macwoodgun、Urbanstuff、Yale、1507、PleaseNoFollowなど計11ブランドが参加した。

Musinsaは各ブランドから、販売後の在庫衣料を計5万8000点超受け取り、「リユース」と「リサイクル」の2方式で活用した。

このうち、着用に支障のない約4万8000点は、全体の約81.7%に当たり、Miral福祉財団のGivingplus分かち合いストアで販売した。売上は全額、支援が必要な層を支える公益基金に充てる。

一方、再販が難しい1万点超、約500kg相当の衣料はリサイクル工程を経て、繊維パネルを用いたアップサイクル収納棚に加工した。製作はアップサイクルデザインの専門家、キム・ハヌル氏が担当。ひきこもり状態や孤立にある若者が暮らすシェアハウス「アン・ムソウン・ハウス」の居住者から得た着想を反映したという。

MusinsaはGivingplusの支援を受け、募集と面談を経て、ひきこもり状態や孤立にある若者15人を選定した。対象者にはアップサイクル収納棚に加え、ダウンジャケット、カシミヤマフラー、Hit Standardの上下で構成したMusinsa Standardの防寒衣料セットを提供した。

Givingplusの推計によると、同プロジェクトによるCO2排出削減効果は約9972kgで、樹齢30年のマツ苗木1160本を植樹した場合に相当するという。

Musinsaは、出店パートナーブランドの積極的な参加によって、廃棄される可能性のあった衣料の再資源化と、支援が必要な層への還元という循環を実現できたと説明した。その上で、提供した収納棚や衣料が、ひきこもり状態や孤立にある若者が社会へ一歩踏み出すきっかけになればうれしいとコメントした。

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