画像=Nutanixのロゴ

Nutanixは8月27日、「Nutanix Enterprise AI(NAI)2.8」の正式版を公開したと発表した。併せて、「Nutanix Kubernetes Platform(NKP)2.19」も正式版として公開する。両製品により、「Nutanix Cloud Platform(NCP)」の機能を拡張し、AI、コンテナ、仮想化ワークロードを単一のコントロールプレーンで運用・管理できるようにする。

NAIとNKPは、AI、コンテナアプリケーション、仮想化環境をまたぐ統合運用とガバナンス適用を支援する位置付けだ。

同社によると、多くの企業はAI導入の過程で課題に直面している。AIの活用がコンテナ移行を加速させる一方で、基幹アプリケーションやデータは依然として仮想化環境とコンテナ環境に分散しているためだ。

こうした二重構造の下では、既存のアプリケーションやデータと合わせてAIを運用するために、新たなインフラサイロの構築やデータ移行、既存ワークロードの再設計といった負担が生じる。これに対しNutanixは、既存アプリケーションと最新のAIを同時に運用できる、ガバナンスを軸とした「デュアルネイティブ(dual-native)アーキテクチャ」を提供するとしている。

同社は、アーキテクチャの選択肢を狭めてコストを押し上げたり、大規模なプラットフォーム変更を迫ったりする従来型インフラへの依存を減らし、より柔軟な選択肢を確保できると説明した。

併せて、急拡大するAI市場の機会をパートナーが取り込み、成長を加速できるようにするための新たなインセンティブやプログラム、リソースも公表した。新たなパートナー向けプログラム「Powered by Nutanix: Verified Services」は、主要産業の変化への対応や次世代AI導入の機会創出を支援するという。

Nutanixで製品管理部門を統括するシニアバイスプレジデント、トーマス・コーネリー氏は、「企業がエンタープライズAIを導入するために、既存事業を支えるシステムをゼロから作り直す必要はない」とコメントした。

その上で同氏は、「Nutanixのデュアルネイティブアーキテクチャを活用すれば、既存のアプリケーションやデータがある環境にAIを適用しながら、各ワークロードに最適なインフラを選択できる。VM、コンテナ、AI全体にわたる一貫した運用とガバナンスも実現できる。新たなサイロを生まず、将来の選択肢を狭めることなく、AIを本番環境に導入するための実践的な方法を提供する」と述べた。

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