Cardanoエコシステムのスタートアップを対象とした10週間のアクセラレータープログラム「Apex Growth Accelerator」が、9月1日まで応募を受け付けている。採択企業には最大7万ドル(約1050万円)の出資に加え、シリコンバレーの投資家や専門家とのネットワークにアクセスする機会が提供される。
ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicによると、著名投資家のティム・ドレイパー氏はこのほど、X(旧Twitter)への投稿で同プログラムをCardanoエコシステムの開発者にとって「大きな機会」と紹介し、参加を呼び掛けた。
同プログラムはDraper UniversityとOrionFundが共同で立ち上げたもので、10月5日に開始する。一定の事業基盤やプロダクトを持ち、資金調達を視野に入れるスタートアップの成長支援に軸足を置く。
対象はCardanoエコシステム全般。分散型金融(DeFi)インフラ、実物資産連動型資産(RWA)、資産トークン化、エンタープライズ向けアプリケーション、スケーラビリティ技術など、Cardano上で広がる分野を含む。構想段階にとどまらず、事業拡大に向けて資金と投資家ネットワークの獲得を目指すチームを主な対象としている。
参加企業は最大7万ドルの出資を受けられる。出資条件は現時点で3.5%の持分を基準としている。選抜された創業者は、Draper Universityで実施されるシリコンバレーのレジデンシープログラムにも参加する。
プログラムを支えるのは、CardanoとベンチャーキャピタルのDraper Dragonが組成した8000万ドル規模(約120億円)のOrionFundだ。OrionFundは、Cardanoエコシステムで事業を展開する企業への投資を目的に設立され、Draper Universityはアクセラレーションパートナーを担う。
同プログラムは、有望なスタートアップを早期に発掘し、初期支援から後続投資へとつなぐ仕組みとして位置付けられている。創業者にとっては、資金、メンタリング、投資家との接点を同時に確保できる一方、OrionFund側は成長余地のあるCardano関連企業を早い段階で見いだせるとしている。
応募締め切りは9月1日。ドレイパー氏はXで「Cardanoエコシステムの創業者にとって大きな機会だ。DraperUは@Cardanoと@OrionFundと連携し、次のビルダーの波を支援する。応募期間は残り1週間」と投稿した。