Kraftonは8月26日(現地時間)、独ケルンのケルンメッセ・ラインザールでグローバルメディア向けイベント「Krafton Media Day」を開き、新作5タイトルを発表した。内訳は新規IPが4本、PUBGフランチャイズの派生作が1本。オープンワールドFPS RPGや協力アドベンチャー、東洋ダークファンタジーなど、ジャンルの幅を広げたラインアップとなる。
発表したのは「NO LAW」「プロジェクト・ゼタ」「エイジ・ツイスター」「タレ:アンバウンド」「PUBG: Deadnet」の5作品。このうち「PUBG: Deadnet」は、既存のPUBG IPを別の形で拡張するタイトルに位置付ける。
チャン・テソク氏(Kraftonグローバルパブリッシング責任者 兼 PUBGフランチャイズ責任者)は、PUBGが過去10年以上にわたり単一タイトルからグローバルフランチャイズへと成長した経験を、新作パブリッシングにも生かす方針を示した。
同氏は「長く記憶されるゲームを作るのは難しく、時間もかかる。近道も簡単な道もない。PUBGがそうであったように、今日紹介したゲームも最終的にファンに届き、愛されてほしい」と述べたうえで、「『Kraftonが作れば面白い』と思ってもらえる未来に向け、大胆に進んでいく」と強調した。
「NO LAW」は、Neon Giantが開発する没入型のオープンワールドFPS RPG。無法都市「Port Desire」を舞台に、プレイヤーの選択や行動によって状況や物語が変化する。Unreal Engine 5で開発しており、決まった攻略ルートではなく、プレイヤー自身が戦い方や進め方を作り上げる点を重視した。
Nirvananaが開発中の「プロジェクト・ゼタ」は、「マルチチーム・タクティカルアリーナ(MTA)」をコンセプトに掲げる。従来のMOBAに見られるレーン戦の構造を排し、3人1組の4チームが試合序盤から主要オブジェクトを奪い合う設計とした。今後はグローバルコミュニティテストを通じて改善を進める計画だ。
Piccolo Studioの「エイジ・ツイスター」は、2人協力型のアドベンチャーゲーム。祖父と孫娘が「子ども」「若者」「大人」「高齢者」の4つの年齢を行き来し、それぞれの年齢ごとの能力を使ってゲームを進める。年齢に応じてセリフやプレイ方法も変化するという。
Bounderyが開発する「タレ:アンバウンド」は、六道輪廻と業を世界観の中心に据えた東洋ダークファンタジーのアクションRPG。15〜17世紀の東アジア文化に着想を得た世界を背景に、「万神」「着虎甲士」「風水師」「クノイチ」などのクラスを用意する。
PUBGフランチャイズの新作「PUBG: Deadnet」もあわせて公開した。同作は、「PUBG: Battlegrounds」の生存と競争の要素を、バトルロイヤルとは異なるゲームプレイとして再構成したタイトル。舞台は、1990年代の米国太平洋岸北西部をモチーフにした「1996年のカスカディア」だ。
Kraftonは、今回発表した5作品をgamescom 2026の会場でも披露する。会期中は、ケルンメッセ第9展示場のKraftonブースで来場者向けの試遊機会を提供する予定だ。